7月20日、気仙沼市の地域交流センター”ワンテンビル”大ホールにて「サブカルサミット」が開催された。気仙沼の復興メッセンジャーSCK GIRLS(産地直送気仙沼少女隊)の音楽プロデューサーを務める佐藤 健氏が企画した”多ジャンルのコラボレーション”体験型ダンス1日教室の模様をお届けする。
「サブカルチャーを気仙沼にも根付かせたいという事で企画しました。」「ストリートダンス・ラップ・アイドルといったちょっと特殊なコラボレーションなんですが、皆さんに色々体験してもらって最後は笑顔で帰ってもらいたいと思います。今日は最後まで楽しんでいってください。」と語った実行委員長の佐藤健氏。」
今回は初めての公開型オーディションということで「一緒に踊ってくださる方の中から、もしかしたらSCKのメンバーになるかもしれない」というイベントになっているとのこと。
最初に、SCK GIRLSのさとみ、りせ、まりか、りの、ありさ、みお」ん、りん、かれん、の8人が登場、ワークショップに先立ち『Future この街の子どもたち』、『Never Land』、『ReGenerasion』の3曲を披露。
ワークショップではSCK GIRLSのデビュー曲『ありがとうの言葉』をメンバーが直接ダンスの振り付けを教え、参加者全員で披露。参加者の吸収力の早さにSCK GIRLSリーダーのりせさんも「素晴らしい!」と高評価。「この中から私たちと活動していくメンバーが増えたら嬉しいなと思います。」と語った。
週一回の練習を通してダンスに磨きを掛けているという震災」後に立ち上がった地元気仙沼のキッズダンサー「L.E.D」と 「跳力」(シャカリキ)
「Let’s Enjoy Dancing で、L.E.D 、明るく光るという意味もあります。」「ストリートダンスの中でもロックダンスをベースにやっています。ロックは【LOCK】で、鍵のようにカチャ、カチャと止まる部分があるんですけど、そこを意識して見てもらえるとオモシロイかなと思います」
L.E.D ダンスパフォーマンス
「跳力」 ダンスパフォーマンス
続いてクラーク記念国際高校の東京校と仙台校の皆さんが登場、『Ambitious(アンビシャス)』をSCKとコラボ。様々なダンスパフォーマンスを魅せる。
ラップのワークショップではクラーク高の皆さんとSCKとお客さんが参加、全員でラップソングを披露。
「本日は気仙沼の皆さんありがとうございます。今日ここに来る事が出来て、一緒にダンスや歌を歌ったりして僕たちはとても嬉しいです。SCK GIRLS さんのプロデューサーSHI-SHOWさんから一緒にやろうと誘ってくれてここに来る事が出来ました。より良い明日の為に僕たちは前を向いてみんなで一緒に頑張っていきたいと思います」と語った。