9月22日、青森県唯一無二の東北最大級のロックフェス「AOMORI ROCK FESTIVAL ’12〜夏の魔物〜」が青森県平内町の夜越山スキー場特設会場で開催された、今年は4つのステージにロックバンドからアイドル、プロレスラーまで総勢80組を超える幅広い出演者が登場する過去最大級の規模、でんぱ組.inc、BiS、しず風&絆〜KIZUNA〜、アリス十番、アップアップガールズ(仮)とアイドルも強化。仙台を拠点に活動する”アイドルシンガーソングライター”みきちゅも初出演を果たした。成田プロデュサーが求める「熱気」をアイドル達は生み出すことが出来たのか?その模様をお届けする。
アイドル勢のトップを飾ったのは8月に開催されたTOKYO IDOL FESTIVAL2012において、3年目にしてメインステージでのライブを行うなど注目のでんぱ組.inc、「ストロングステージ」への登場前からステージ前には多くの観客が詰め掛けた。
青森でのライブは初めてだというでんぱ組.inc、『でんぱれーどJAPAN』に続けてBeastie Boysのカヴァー『Sabotage』小沢健二のカヴァー『強い気持ち・強い愛』を披露。2013年1月にスタートする初の全国ツアーではZeppTokyoでの開催を告知するとファンからは大きな歓声が上がった、その後7月15日にリリースされた新曲『キラキラチューン』を披露しラストは『くちづけキボンヌ』でしっとりとライブを締めくくったでんぱ組.inc。そのハイテンションかつドラマチックなのステージに多くの観客が酔いしれていた。
Setlist
でんぱれーどJAPAN
SABOTAGE
強い気持ち・強い愛
キラキラチューン
くちづけキボンヌ
「バーリ・トゥードステージ」に登場したのはアップアップガールズ(仮)、直前リハーサルを済ませて再び登場したメンバーは1stシングルからの『Going my ↑』でライブをスタートした。森咲樹さんは「今日は私たちアイドルでも”夏の魔物”をやっつけちゃうことが出来るんだぞ!ということを私たちアップアップガールズ(仮)が証明して帰りたいと思います!そして夏の魔物は実はアップアップガールズ(仮)だったんじゃないかと思っちゃうくらい今日は張り切っていきますので皆さん一緒に盛り上がりましょう!」と集まったファンに呼びかけた。
途中、ハイテンションな古川小夏さんがステージからダイブするというハプニングもあったものの、新曲『メチャキュン♡サマー ( ´ ▽ ` )ノ』から『アッパーカット!』まで4曲をノンストップで歌い駆け抜けた「バーリ・トゥードステージ」での熱いライブは盛況のうちに終了。
「バーリ・トゥードステージ」Setlist
Going my ↑
メチャキュン♡サマー ( ´ ▽ ` )ノ
バレバレI LOVE YOU
夕立ち!スルー・ザ・レインボー
アッパーカット!
桃知みなみのDJタイムにテンションが上がるアップアップガールズ(仮)のメンバー。物販やプロレスも好評だった。
続けて行われた唯一の屋内ステージ「道場ステージ」でのライブでは7枚目のシングル曲『イチバンガール』でスタート、最初からのロックナンバーに会場の盛り上がりは早くも最高潮に達した。 「道場ステージということでメンバー代表として気合を見せる」と、佐保明梨さんによる空手板割りが行われ「破壊王」の名を欲しいままにしていた。続けて新曲『なめんな!アシガールズ』から『お願い魅惑のターゲット』までまたも4曲連続で熱唱しパワフル&アグレッシブなライブを見せ付けたアップアップガールズ(仮)。最後は『End Of The Season』を披露して「道場ステージ」でのライブを終えた。
「道場ステージ」Setlist
イチバンガール
なめんな!アシガールズ
マーブルヒーロー
アッパーカット!
お願い魅惑のターゲット
End Of The Season
同じく「道場ステージ」に出演したのは仙台出身のアイドルとシンガーソングライターという二つの顔を持つ”アイドルシンガーソングライター”のみきちゅ、10代限定の夏フェス「閃光ライオット2011」で披露しターニングポイントとなった自身の代表曲『Morning magic』に引き続き、同日9月22日にリリースしたシングルCDから新曲『恋愛パズル』とカップリング曲『フローズンストロベリー』を披露した。みきちゅ独自の疾走感溢れるポップな恋愛模様の曲達に観客達は引き込まれ、ラストの『First love』では”みきちゅMIX&コール”で大きな盛り上がりを見せていた。
Setlist
Morning magic
恋愛パズル
フローズンストロベリー
First love
続いて「バーリ・トゥードステージ」に登場したのは名古屋からキャンピングカーで駆け付けた しず風&絆〜KIZUNA〜 バンドメンバーも参加してのアイドルとロックを融合させた”Iロック”のステージだ。1曲目の『ロックンロールアイドル』から野外の広いスペースを生かしてメンバーが観客の間を駆け巡り会場を盛り上げた。
「皆さん今日は一緒に遊んでいってください!」との絆〜KIZUNA〜の晴子さんの言葉に、ファンはもとより周りで見ていた観客も引き込まれてゆく。2曲目のTHE BLUE HEARTSのカヴァー曲『キスして欲しい』、BAKUのカヴァー曲『ぞうきん』ではメンバーもファンも皆肩を組んでのエアギターと、盛り上がりは留まる所を知らず観客の間でも自然にハイタッチが起きていた。
オリジナル曲『ドキドキパニック』ではダッシュ有りジャンプアクション有り ダイブ有りとカオスなステージに、ラストの LAUGHIN’NOSEのカヴァー曲『Get the groly』ではロックフェスならではの沸きっぷりを見せ、周りの観客もどんどん引き込まれていく様は印象的だった。
「バーリ・トゥードステージ」Setlist
ロックンロールアイドル
キスして欲しい
ぞうきん
ドキドキパニック
Get the groly
「道場ステージ」で行われたしず風&絆〜KIZUNA〜の2回目のステージはオリジナル曲を中心にいつもの”アイドルモード”でのステージ。 ”Iロック”のような激しさは抑えられているものの、クールなカッコ良さが光る絆〜KIZUNA〜のパフォーマンスとしず風のアイドルスマイルに観客は引き込まれていく。
「道場ステージ」Setlist
Yellow Fuck’n Idol
はじめてのちゅう
交-majiwari-
ぶたマル UPっ♥ぷぅ
PINKのロケット☆彡
すっかり日も暮れた「バーリ・トゥードステージ」に東京・麻布十番生まれのヘドバンアイドルアリス十番が登場! 1曲目の『負けないで☆』から会場が黄色に輝くサイリウムの海に。
2曲目はビート感溢れるロックフェスにぴったりの『LOVE&JOY』、歌声が夜越スキー場の夜空に響き渡る。メンバー紹介を挟んで披露された3曲目『シンデレラ』ではあさたんこと藤崎麻美さんが ステージ前バリケートに上って 観客の中へとダイブ! 4曲目は『ハピ☆バデ』と続き、ラストは会場を真夏にして行きましょう!と『夏だね☆』を熱唱した。バルーンアクションとボートパフォーマンスには午前中にアリス十番がダンスで出演したニューロティカのあっちゃんがサプライズで参加、ボートが2隻というかつてない展開に!潰れつつも無事に帰還しライブにも参加してステージを盛り上げた。
「 バーリ・トゥードステージ 」Setlist
負けないで☆
LOVE&JOY
シンデレラ
ハピ☆バデ
夏だね☆
続いて「バーリ・トゥードステージ」に登場したのは新生アイドル研究会「BiS」、「道場ステージ」に引き続き2回目のステージだ。今回のBiSは過激なパフォーマンスを抑え、いつもとはまた違ったエモい雰囲気のステージを繰り広げた、それに反比例するかのように研究員は大暴れ、ステージにダイブする研究員をBiSメンバーがが往なすという独特のモードへと突入した。
「道場ステージ」Setlist
PPCC
太陽のじゅもん
nerve
My Ixxx
「バーリ・トゥードステージ 」Setlist
nerve
My Ixxx
歩行者天国の雑踏で叫んでみたかったんだ
PPCC
IDOL
取材協力:AOMORI ROCK FESTIVAL ’12 ~夏の魔物~実行委員会 /
MEME TOKYO/UP-FRONT PROMOTION Co., Ltd./みきちゅ/
VERSUS PRODUCTION/AliceProject/Brand-new idol Society