みちのく仙台ORI☆姫隊は復興支援のために立ち上がった仙台のアイドルユニット。
今年の10月に既に曲が2曲出来ている状態で追加メンバーの募集を始めたり、いつの間にかイベントに出演していたりと謎の多いユニットではあったが、11月からはfacebookより情報出しが始まり、このたび 11月13日に東松島市小野市民体育館にて行われたストリートダンス協会主催の「DANCE STADIUM IN MIYAGI」」においてステージのお披露目があるということで早速取材に行ってきた。
デビュー曲『わたしのSHYBOY』はサビの部分に大胆に仙台弁を折り込んだキャッチーな1曲で、アイドルソングとしてもしっかり出来上がっている印象を受けた、対して復興支援ソング『I’m home』は復興を願うメロディアスな聴き応えのある曲となっている。なお現在のところはいわゆる「被せ」の状態でのステージングとなっており、このあたりはボーカル力の強化とメンバー追加の展開が待たれるところである。
(先の追加メンバーの募集は主にボーカルメンバー)
ダンスはチアダンスの技を随所に取り入れるこだわりが見られ、見せることに重点を置いたステージングは表現力と笑顔が素晴らしく、かなり仕上がっている印象を受けた。曲中にスコーピオンやトゥタッチジャンプをキメるアイドルというのはなかなか(仙台では)目新しいのではないだろうか。
メンバー各々の自己紹介・特技紹介もあり観客から盛んな拍手を受けていた
なお今回はオリジナルメンバー7人での出演となっている。
リーダー:NODOKA(小6) タレ目がチャームポイント
ERINA(中3) 特技は早口言葉
HANNA(中1) チャームポイントはいつも元気で明るいところ
RINA(中1) 誰よりも腰と背中が柔らかい、ということでスコーピオンを披露
YUUNA(小6) 皆からよく不思議ちゃんと言われるそう
ユリア(小6) 特技はパソコンの早打ち
体育館という広いステージは見ごたえがありメンバーものびのびと演じていたように思う、MC部分については緊張もあったようだがこれについてはこれからの経験で良くなっていくことだろう。
ステージ出演後、メンバーは別衣装に着替え、出演者・観客と共に”ユーコ・スミダ・ジャクソン
”氏のダンスワークショップを受けた。先立って氏のダンスも披露されたのだが、MJの姿が浮かんでくるようなオーラあふれるダンスであった。まさに”神イベ”といえるこのワークショップでORI☆姫隊のメンバーの皆もMJそして氏の魂を感じられたに違いない。
了
<2011.11.13>
<text:siig>
<photo:CaEO>