5月12日、仙台市のライブハウスHooK SENDAIにおいて”HooK 10th Aniversary【HooK-SENDAI×Girls-natioN】”が行われた。同公演は10周年を迎えたHooK SENDAIとGirls-natioNがコラボ、東京からは SPACE GIRLS PLANET・リンクス・TAKENOKO▲ の3組を、地元宮城からは Sweet Darling・みきちゅ・みちのく仙台ORI姫隊・テクプリの4組、計7組を迎え3時間にわたって行われたそのライブイベントの模様をお届けする。
Sweet Darling

「AxCell PraNa」を歌う”ゆっち”と”なな”、各曲ごとに編成とボーカルが異なるのも Sweet Darling の特徴だ。
ライブの幕開けは、今春本格始動しライブ当日にデビューミニアルバム「SMILE」のリリース日を迎えた Sweet Darling(すいーとだーりんぐ)の「AxCell PraNa」から。3月3日に地元で緊急披露された疾走感溢れるロックチューンであり、今回のミニアルバムにも未収録のバリバリの新曲だ。

”まぁ”と”ゆっち”が歌う「追憶」

”ちぃ”、”かほ”、”ゆい”、”みー”、の4人が歌う「Every Day」
続いて、leen時代からのパートナーで最初期メンバーである“まぁ”と”ゆっち”の二人が「追憶」を歌唱。さらに、”ちぃ”、”かほ”、”ゆい”、”みー”、の4人が、「Every Day」を歌い上げる。MCでは「SDは結成し今年で2年になるんですけど、ここまでやってこれたのは関係者の方々やスタッフとか家族とか、あとやっぱりファンの方々の力があってこそなので感謝しています。ありがとうございます(ゆっち)」、「ここまで2年かかってやってきてメンバーも増えて嬉しいし、なにより皆さんに早くCDを早く聞いて欲しいです。ファンの方々の応援でいつも楽しいライブをさせていただいて、そしてCDを出すことが出来て嬉しいです(まぁ)」とミニアルバムをリリース出来る喜びを噛み締めていた。

今回のライブで初披露となる 「Poker Game」を歌う7人、タイトル通りクールなイメージの楽曲だ。
ラストは初のオリジナル曲でアルバムのタイトル曲である 「SMILE 」を まぁ、ゆっち、ゆい、なな、ちぃ、みーの6人で披露、これから夢に向かって歩いていく彼女達の決意を感じ取れるハーモニーが美しい曲は、ロックテイスト溢れる楽曲を「あまぁ~く」届けるという彼女たちの曲の中でも印象的な一曲。これからの更なる活躍が期待できるユニットだと感じた。
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みきちゅ
中学1年生の時に初めて行ったライブハウスがHooK-Sendaiだったという、”アイドルシンガーソングライター”の みきちゅ 、その思い入れのあるライブハウスのステージに立ち歌うことが出来るというのは感慨深いものがあるに違いない。「皆さんの本気を見せてください!」と最初から煽りモード全開で始まったステージは一曲目の「First Love」から”みきちゅMIX”が炸裂、2曲目の「アポロ」でもみきちゅファミリーのみならず会場の多くの観客が手を挙げみきちゅワールドに引き込まれていった。
仙台での久しぶりのライブにウキウキしてしているというみきちゅ。10周年のライブに呼んでもらったことに感謝の言葉を述べると会場からは拍手が送られた。3曲目は「アイドルの音楽にもっともっと愛が有ったらいいなと思っているので、今日は愛をこめて大好きな皆さんにこの曲を歌います」という 「恋愛パズル」を披露。曲中には「私のこと見つけてくれてありがとう!!」とのみきちゅの言葉も。
続けて「想いを伝えます、想いを聞いてください」と新曲「I☆SSW 」を披露、自身の経験を詰め込んだという新曲はみきちゅの想いがひしひしと伝わってくる迫力ある良曲に仕上がっているのでぜひともチェックして頂きたい。 ラストは「皆で一つになって帰りたい」と「フローズンストロベリー」を熱唱したみきちゅ、”ずっと”のコール&レスポンスもパーフェクトに決まり最高の盛り上がりの中ステージを終えた。これからも東京での多くのライブ出演が決まっており、地元仙台のホーム『FLYING SON』での4周年ワンマンライブも6月2日に決定しているみきちゅ、チェックするなら今だ!
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みちのく仙台ORI☆姫隊
今回の出演ユニット中最大の11人で「ORI☆STAR LoveJet!! 」を披露したのは宮城の復興支援アイドル みちのく仙台ORI☆姫隊、疾走感あふれるこの曲は“かっこいいORI☆姫隊”のダンス&ヴォーカルと圧倒的なマス感を堪能出来る良曲。さらに、3月31日にリリースされた「Don’t play hard to get」をYURIAとNODOKAの二人が歌い上げると観客はメンバーと共にその拳を天に突き上げていた。
3曲目はデビュー曲の1曲 「わたしのSHYボーイ」を7人で披露、 続いてオレンジ色の衣装に着替えたリーダーNodokaとOrangePekoe(オレンジペコ)の3人(Erina,Eri,Marie)が登場しNodokaが「ORANGE OLE! OLE!」を可愛く歌う。
続いて、サブリーダーのHANNAが水色のTシャツ姿で登場し、ソロ曲である「波打ち際の片思い」を歌唱。可愛らしい歌声と癒し系のオーラで会場を包み込んだ。
そして、再び全員が水色のTシャツ姿でステージに。6月7日~9日の3日間にかけて北海道で開催されるライブ・イベント出演の告知をすると、新曲「空が青い」を披露した。今までよりもさらにハジけたメンバーを見ることが出来た新曲は北海道の青い空の下での野外ライブではさらに盛り上がることだろう。ラストは「ORI☆姫隊北海道セット」と名付けられた限定のグッズセットとRINAのソロ曲「シャンプーPUPUPU」を告知したみちのく仙台ORI姫隊、その展開はますます目が離せないものになりそうだ。
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テクプリ
「テクプリのテーマ」で登場した地元仙台在住のダンス&ボーカルユニット テクプリ、さっそく「青葉城恋唄」「ムーンライトフラッシュ」2曲を披露、リーダーのRIKAが腰痛の悪化のため5月中のライブ出演を休止しており、3人編成での活動となっている状態ではあるが、その穴を感じさせない元気なキレのあるパフォーマンスを見せていた。
続いて、「テディベアとパスワード」そして“飛べるテクプリ” を印象付けた「Do It!!」を熱唱。MCでは同日行われた仙台国際ハーフマラソンとアーケード内で披露されていた”すずめ踊り”についてのトークを行うも着地点が見つからずRioが「詳しくはwebで」と〆るなど、いつも通りのフワフワ感に会場は笑いに包まれていた。
ラストは 最近の定番となっている「スキスキスキ(SLAKE REMIX)」でステージを終えたテクプリ、5月はこのライブ出演が最後だという事だが、6月は『Girls-natioN 東北巡業』の岩手(盛岡)・青森・福島(郡山)3日間の出演が決定しているので要チェックだ。
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終演後の物販も好評で撤収時間を大幅にオーバーするまでファンとの交流が続いていた。
6月8日の秋田Club SWINDLEを皮切りに開催されるアイドルからの復興への絆【Girls-natioN~東北巡業ツアー】は出演者もほぼ出揃い、エントリー締め切りが迫っている、また今回会場となったHOOK-SENDAIでは6月23日に『LIVE ATTACK!!~idol to punch!~feat.Girls-natioN』の開催が決定している、今注目の東京・東北のアイドルを一度にチェック出来るまたとないチャンスをぜひともつかんでほしい。
【Girls-natioN~東北巡業ツアー in AKITA~】
出演 風男塾、pramo、TAKEN
エントリー http://ss-echoes.jp/girls-nation/130608_0630/clipmail/
【Girls-natioN~東北巡業ツアー in MORIOKA~】
会場 盛岡 club change WAVE (定員250名)
(岩手県盛岡市大通1-11-12 ヒギチビルB1F)
前売 ¥3,50
出演 風男塾、TAKENOKO▲、K
【Girls-natioN~東北巡業ツアー in AOMORI~】
日時 2013年6月29日
会場 青森Quarter (定員300名)
(青森県青森市安方2-11-3)
料金 前売¥3,50
出演 風男塾、TAKENOKO▲、K
エントリー http://ss-echoes.jp/girls-nation/130608_0630/clipmail/
【Girls-natioN~東北巡業ツアー in KORIYAMA~】
日時 2013年6月30日
会場 郡山 HIPSHOT JAPAN (定員300名)
(福島県郡山市清水台1-6-16 八幡ビル B1F)
料金 前売¥3,50
出演 風男塾、TAKENOKO▲、K
THE ポッシボー、SPEACE GIRLS PLANET、リンクス、Fleur*
エントリー http://ss-echoes.jp/girls-nation/130608_0630/clipmail/
LIVE ATTACK!!~idol to punch!~feat.Girls-natioN
日時 6月23日(日) 開場13:30 開演14:00
会場 HOOK-SENDAI
料金 前売 ¥2,500 当日¥3,000 (別途ドリンク代¥500)
出演 pramo、Loveit!、 TAKENOKO▲、 東北発信源ユニットSPLASH
エントリー http://ss-echoes.jp/live-attack/130623idol_punch/clipmail/130623.html
<文:三浦 弘樹>